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≪GFAS-II の概要説明≫ | |||
Global Flood Alert System Ver.2.2 (GFAS-II) は、一般社団法人国際建設技術協会(IDI-Japan)が、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公開している衛星全球降水マップ(GSMaP)の降水量データを用いて、そのデータを*1)5つの確率規模により区分・色分けすることで、全球上の約10kmの区域(メッシュ)ごとに、指定日時における1時間更新の降雨範囲とその確率雨量を視覚的にわかりやすく表示することを可能としました。このことで、最短1時間前までの可能な限りリアルタイムの降水量に基づき、洪水発生リスクの指標となりうる確率雨量を表示することができ、その表示範囲は、世界中の多くの国・地域をカバーしています。 | |||
このたび、2020年6月に公開した改良版では、ヨーロッパ・アフリカ域とアメリカ域におけるGSMaPの領域拡張に伴い、データ表示範囲を一部拡大するとともに、過去1年以内の降水量とその確率雨量のランク区分をさかのぼって表示することを可能としました。 | |||
なお、本ウェブサイトの運用ポリシーは、GFASⅡトップ画面右下部「GFASⅡについて」をご参照ください。 | |||
*1) 過去の降水量の観測データから2年, 5年, 10年及び30年といった期間に1回といった稀な大雨はどれくらいの降水量かを統計的に推定した値。「確率雨量」もしくは「確率降水量」という。) 国土交通省気象庁ウェブサイト「確率降水量に関するQ&A」参照。 “http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/riskmap/faq_qt.html” |
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